鶏のトリビア

鶏と卵に関する情報をお届け出来たらと思ってます!

鶏のごはん ③

こんちわー🐔

鶏のごはん編第3弾です!

時間かけすぎですかね(^_^;)

前回はトウモロコシだけで力尽きたので今日は出来るだけ数紹介したいと思ってます💦

とりあえず配合割合的に多いのでいくと「大豆粕」ですね。

「粕」ってのがポイントなんですけど、いろいろな理由で「粕」を使ってます。

理由として、1つめは「安いから!」

油絞った粕なんで用途はこういった飼料原料がメインになってきます。

2つめに「低カロリー高タンパクだから」

油絞ってるんで当然カロリー抑えめで、タンパク質は豊富なんですね~。

人間が食べても栄養満点だと思います(笑)

3つめに「保存が効くから」

人間用と違って飼料原料のほとんどは冷蔵保存なんてことは出来ませんから少しでも保存が長くできる状態が好ましいんです。

以上の理由は大豆に限った事ではなく、飼料原料として色々な副産物が使用されています。

それも踏まえて次の原料紹介は、「菜種粕」。

これはつまりサラダ油の絞りカスですね~。

大豆粕より栄養はありませんが安いので使うことがあります。

ただ菜種粕は卵を臭くするデメリットがあります。

最近は鶏の品種改良などで改善されてるみたいですが。。

お次は「DDGS」。

正式名称は省略しますが簡単に言うと、アメリカでは国の政策としてトウモロコシからエタノールを作っており、その廃棄物(副産物)です。

特別悪いものでは無いと思いますが、栄養価はそこそこと言ったとこでしょうか。

お次は「グルテンミール」「グルテンフィード」。

これはともにトウモロコシの粕です。

糖やコーンスターチを精製したあとの粕です。

グルテンミールは非常に栄養価が高く高価なものですが、グルテンフィードは安価でそこそこの栄養価と言ったところでしょうか。

お次は「生米ぬか」「脱脂ぬか」。

糠は日本でも古くから活用されており、昔から鶏の餌にはよく使われていました。

さてさて今日ご紹介の最後を締めくくるのは「魚粉」です。

こちらも古くから鶏の餌には利用されているものです。

唯一の動物性タンパク質源で非常に栄養価が高くアミノ酸のバランスも良い原料となっています。

ただし値段はやはり植物性のものと比べると高価になっておりまた、近年は様々な理由により昔と比べて3倍~4倍近くまで高騰を見せています。(昔がどれくらい昔かはハッキリ覚えてないのでまた調べておきます🙇)

その為、近年は鶏や豚の加工残渣である「ポークチキンミール」なるものが代替で使用される事が多くなっています。

しかし卵の味といった観点から見た場合に、魚粉が与える影響は大きく、こだわって生産している人たちの多くは未だに魚粉を使っています。

ただ卵の味を識別できる人は少ないかもしれませんね💦

また子供は大人より味に敏感な子が多いので美味しい卵、そうでない卵の区別が出やすい傾向はあるみたいです!

さぁ、長くなりましたが本日はこの辺で失礼致します(*・・*)੭ ᵇᵞᵉ ᵇᵞᵉ